Ender3 v2 エクストルーダー交換の落とし穴
Ender3 v2の必要なものを徐々に買い揃えています。
今回はスクレーパーとエクストルーダーの紹介。
スクレーパー
初期セットで気になったのはスクレーパー。
Ender3 v2はデフォルトでガラスヒードベッドがついてきますが、
印刷したあとにこのスクレーパーで剥がそうとして早速傷つけました。
というわけでこちらを購入。
これで傷つけずに済みそうです。
エクストルーダー
スクレーパー買うついでに動画で気になってたデュアルエクストルーダーを一緒に購入。
組み立ての写真撮り忘れたので設置後から
ちなみに組み立て手順もなく袋に部品がごちゃまぜに入った状態で届くので、
この状態にするまでも一苦労してます。
さらにここから、無事に動き始めるまでに3つほど手間がありました。
- イモネジが飛び出てモーターが回らない
- フィラメントの送出量が変わる
- 入り口でフィラメントが削れる
1.イモネジが飛び出てモーターが回らない
上の写真はうまく取り付けられているように見えて、実はモーターが動きません。
正確にはイモネジのところでモーターが止まります。
デュアルエクストルーダーなので、モーターにつながった歯車ともう一つの歯車を噛み合わせてその間をフィラメントが通ることで両面から押し出してます。
このときにモーターの軸に固定しているイモネジが歯よりも飛び出ているため隣の歯車に干渉して止まってしまっていました。
この問題は、ダイヤモンドヤスリで無理やり削ってイモネジを短くしました。
イモネジが10個とか届いても使いみちないので購入はしません。
2.フィラメントの送出量が変わる
モーターも回っていざ印刷してみると、どうもフィラメントが出てくる量が少なくてうまく印刷ができない。
よくよく考えるとギアの大きさが変わっているので1ステップあたりの送出量を変えないと同じ量出てこないのは当然ですね。
エクストルーダーから100mmの位置に印を付けてから100mm送出すると、34mm余り。
コンソールから現在の送出設定を見てみると93。
100mm送り出そうとして66mmなので、100/66*93=140にすれば元と同じ送出量になりそうです。
最終的にやや微調整して142.0にしました。
3.入り口でフィラメントが削れる
印刷できるようになってよかったと思ったら、エクストルーダー周りが粉まみれ。
新しいエクストルーダーの入り口が狭く鋭利になっていてそこでガリガリフィラメントが削れていたようです。
家にある608ベアリングが使える丁度いいフィラメントガイドを発見。
ようやくすべての問題がなくなって無事印刷できるようになりました。